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ホーム   »   スポンサー広告  »  スポンサーサイト福島原発の状況  »  <東芝>米原子力大手の買収 「高値づかみ」懸念が現実に
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 東芝の不正会計の謎は深まるばかりだ。なぜ、東芝の歴代社長はあれほど執拗(しつよう)に利益水増しを部下に求めたのか。なぜ、監査法人は利益水増しに「気付かなかった」のか。7月21日に公表された第三者委員会の報告書に書かれなかったことにこそ、不正会計の真相が隠されている。それは米ウェスチングハウスの買収だ。



 2006年、東芝は当時社長だった西田厚聡(あつとし)前相談役の「選択と集中」の号令のもと、半導体と原子力を事業の2本柱に位置づけた。米原子力大手ウェスチングハウスの買収は、原子力事業に投資を集中させる目玉中の目玉だった。

 長い交渉の末、同年10月に買収手続きが完了する。東芝のウェスチングハウスへの出資比率は77%で、買収額は約4900億円だった。

 その後、07年にカザフスタン国営原子力事業会社に10%分を約630億円で売り、逆に11年9月には米企業から20%分を約1250億円で買い増すことになった。この結果、現在は87%の株式を保有している。

 だが、この買収は、当時から「高値づかみ」の見方が強かった。米ゼネラル・エレクトリック(GE)と日立製作所の連合や、三菱重工と競合し、当初言われていた金額の2倍ほどに買収額が膨らんだからだ。

 ◇福島第1原発事故で業績見通しに暗雲

 東芝は買収時、世界の原子力需要は20年までに、原子力発電所で約130基相当分拡大するとの見込みを明らかにした。当時の東芝の原子力事業の規模は約2000億円。ウェスチングハウスを傘下に収めたことで、15年に約7000億円、20年には約9000億円に拡大するとの予想も示した。

 ところが、11年の福島第1原発の事故で状況が一変する。内外で原発事業計画の見直し機運が高まり、想定していたほどの新規受注が難しくなった。

 東芝は、ウェスチングハウスの「のれん」を4000億円前後、資産として計上している。これは、買収時の収益想定のもとで、東芝と監査法人が協議して決めたものだ。

 ◇4000億円「のれん」に減損の懸念

 「のれん」とは何か。企業を買収する場合、相手のその時点の価値より高い買収額になることが多い。買収元の企業は、買収した相手の価値を資産として計上するが、その時点の価値だけを資産計上すると、買収額との差額が中ぶらりんになる。

 この差額を資産として認めないと、企業が価格を上積みして買収をした時に、損失を計上しなければならなくなる。そうなれば企業買収をしにくくなる。このため、この中ぶらりんの差額を「のれん」と名付けて、資産計上を認めているのだ。

 だが、それは買収によって収益が間違いなく拡大するという説明が成り立つ場合に限られる。収益拡大が見込めなくなれば、「のれん」は架空のものとなり、計上した資産額を減らさなければならない。これを「減損」と言う。減損によって、「高値づかみ」が現実になってしまうわけだ。

 東芝がウェスチングハウス買収で資産計上した4000億円前後の「のれん」について、原発事故後の状況変化で、「過大評価であり、減損が必要ではないか」という懸念があるのだ。

 今回の不正会計を受け、東芝は新日本監査法人とともに、15年3月期決算と有価証券報告書の作成を協議している。21日の会見で、東芝の財務部担当専務は「買収当時に比べ、ウェスチングハウスの営業利益は大幅に拡大している」などと述べ、「のれん」について減損の必要はないと考えていることを示唆した。

 しかし、リーマン・ショックの影響や巨額の企業買収で弱まった財務基盤の中で、歴代社長が高い収益性を求められていたことは容易に推測できる。その結果、「チャレンジ」と称して過剰な利益を部下に求めざるを得なかったという解釈が、成り立つのではないか。【毎日新聞経済プレミア編集部】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150801-00000011-mai-bus_all
※この記事の著作権は配信元に帰属します。



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プロフィール

原発見守り人

Author:原発見守り人
南相馬市に親戚がいる40既婚男です。
毎年車で遊びに行くので、福島第一も第二もドライブ途中の風景でした。
それが今では日本全体を揺るがす場所になってしまったとは今でも信じられません。
原発情報を発信しながら早く平和な土地に戻ってくれることを切に願っています。
(写真はアクアマリンふくしまのシーサー君)


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