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 この夏、ゴジラが熱い。テレビのBS、CS放送ではこぞって特集番組を組み、書店には関連書籍が積まれている。今年はゴジラ生誕60周年にあたり、ハリウッド映画「GODZILLA ゴジラ」が25日に公開される。

 東宝のゴジラ・シリーズは、第28作「ゴジラ FINAL WARS」(2004年)で一応の終止符が打たれた。待望の復活、それもハリウッド大作とあって楽しみに試写を見た。1作目の「ゴジラ」(1954年)は、当時の世相を反映して水爆実験で目覚めた太古の怪獣という設定だった。今回の新作でも核実験によってゴジラが覚醒し、米軍は実験と称した核攻撃を仕掛けるが、より強大化してしまう。初代ゴジラは本来、行動が読めない「暴走する恐怖」の象徴だった。新作ゴジラの脚本家、マックス・ボレンスタインはその点をよく心得ていて、「リアルな動物として扱おうと考えた」と語っている(msn産経ニュース5月21日付「ハリウッド版『GODZILLA』の脚本家が描きたかったゴジラの姿とは」から)。いわば原点回帰である。

 ギャレス・エドワーズ監督は、前作の長編映画デビュー作「モンスターズ/地球外生命体」(10年)が評価されて抜擢(ばってき)された。モンスターがのさばっているメキシコを舞台に、主人公が自分の勤める会社社長の令嬢を米国国境まで送り届けようと奮闘する。2人をめぐるドラマ部分がメーンで、モンスターはその背景でしかない。新作ゴジラでエドワーズ監督は、「JAWS ジョーズ」(1975年)の人食いザメのようにゴジラの全貌をなかなか見せないじらし作戦を敢行していて、ドラマ部分が冗長に感じられた。またハリウッド映画の常だが、日本の描き方が相変わらずひどい。予告編で富士山を背景に原子力発電所が建っている場面を見てから、嫌な予感はしていたが。

 驚いたのが、ゴジラ単体ではなく怪獣同士が戦う対戦映画だった。「ムートー」という新怪獣が登場し、ゴジラと対峙(たいじ)する。本家ゴジラでは、特徴のある怪獣たちと肉弾戦を繰り広げるのがお楽しみだった。昔流行していたプロレス中継の影響ともいわれるが、ハリウッド映画で怪獣同士の戦いが見られるとは…。

 さて、そんなゴジラに対抗(?)して、怪獣映画の本家・日本では静岡・熱海市に巨大生物が現れる映画が公開中だ。アニメ「機動警察パトレイバー」の実写版プロジェクト第3弾「THE NEXT GENERATION(以下「TNG」) パトレイバー 第3章」の「大怪獣現わる 前編」だ。

 パトレイバーとは、人型作業用ロボット「レイバー」による犯罪を阻止するために創設された警視庁特車二課のことで、警察用レイバー「98式AVイングラム」を擁している。同プロジェクトでは、隊員たちの日常を各章2話ずつ、全7章で描き、来年5月によりパワーアップした劇場版が公開される。「大怪獣現わる」では、イングラム操縦担当の泉野明(真野恵里菜)ら隊員たちが慰安旅行で訪れた熱海で怪獣騒ぎに巻き込まれる。

 熱海というと、日活が唯一手がけた怪獣映画「大巨獣ガッパ」(1967年)の舞台でもあるが、本作に登場する巨大海棲生物の名は「ガッ★」(★部分にはピー音が入る)。このほかゴジラやモスラ、「ジョーズ」などへのオマージュがふんだんに盛り込まれている。なぜ舞台が熱海かというと、メガホンをとった押井守監督が住んでいるからで、「熱海で怪獣映画を撮る」という積年の思いをここで実現させた。

 公開中の前編は序章という趣で、押井監督の作家性が色濃く出すぎてテンポも悪く、少々退屈だ。この鬱憤は「TNGパトレイバー 第4章」(8月30日公開)の「大怪獣現わる 後編」(エピソード6)で晴らしてくれる。いよいよガッ★が熱海に上陸し、破壊の限りを尽くすのだ。

 放射能火炎を吐いてホテルなどを倒壊させ、熱海城が反重力光線によって宙を舞うのは、名所を破壊する怪獣映画の定番。ただ、これには意外なオチがあって、思わず椅子からずり落ちるかもしれないので要注意。ガッ★は昔ながらの着ぐるみでどこか懐かしい。特撮は「長髪大怪獣ゲハラ」(2009年)の田口清隆監督が担当した。

 特車二課の後藤田第二小隊長(筧利夫)がつぶやく、「いやあ、大したもんだ。3DCG(3次元コンピューターグラフィックス)ではなく、いまどき特撮であるところがすごい」という自賛的セリフに、日本特撮の矜持(きょうじ)を見た。(WEB編集チーム 伊藤徳裕)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140719-00000512-san-movi
※この記事の著作権は配信元に帰属します。



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プロフィール

原発見守り人

Author:原発見守り人
南相馬市に親戚がいる40既婚男です。
毎年車で遊びに行くので、福島第一も第二もドライブ途中の風景でした。
それが今では日本全体を揺るがす場所になってしまったとは今でも信じられません。
原発情報を発信しながら早く平和な土地に戻ってくれることを切に願っています。
(写真はアクアマリンふくしまのシーサー君)


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