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原発関連ニュースをお知らせ致します。

 昨年産米の一部から1キロ当たり100ベクレル超500ベクレル以下の放射性セシウムが検出された地区について、福島県7市町のうち6市町が、今春もコメの作付けを行う方針を決めた。農林水産省は農地の除染や全袋調査を作付けの条件としており、各市町は6月までに食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたコメの流通を防ぐための計画をまとめる。

 同地区で作付けするのは福島、伊達、二本松、本宮の4市と桑折(こおり)、国見の2町。本宮市は「作付けをしないと農業の担い手がいなくなる」、桑折町は「特産品の桃にも風評被害が出かねない」と説明する。これに対し、7市町のうち唯一、該当する玉野地区での作付けを見送る相馬市は「12年産でもセシウムが出る可能性は否定できない」という。

 一方、500ベクレル超を検出した福島市の渡利、大波地区▽伊達市の小国、富成など6地区(一部は「字」単位で制限)▽二本松市の吉倉地区では、作付けを見送る。伊達市は制限を受ける水田を市が借り上げ、実験ほ場にする。【高瀬浩平、深津誠】

 ◇「地域を守る」苦渋の決断

 焦点だった「100ベクレル超500ベクレル以下」の地区で唯一、作付けを断念した相馬市玉野地区。昨年産米のセシウムは最大115ベクレルだったが、地元農家は「地域を守るには除染を優先するしかない」と苦渋の決断をした。

 山間地にある玉野地区はコメのほか、山菜や高原野菜、切り花の栽培が盛んだ。担い手の高齢化が進み、昨年作付けした29戸の大半は小規模な兼業農家。住民は市を交えた会合を2回開き、他の農作物や相馬市全体の風評被害を防ぐためにも、除染を最優先させることで一致した。

 4年前に退職し農業で暮らす後藤義昭さん(59)は「作りたいが、将来は子供たちが自然と触れ合える土地にしないと」。3.4ヘクタールを耕す男性(68)も「借金して農機具を買った。でも自分で作ったコメを孫さにも食わせらんねえなら、作らない方がいい」と話す。除染が1年で終わるのか、不安もあるという。

 今後の課題は収穫期の検査体制に移る。全袋検査実施のため、福島県は高速・高精度の検査装置の導入を計画、4社が開発中だ。5日には京都市の島津製作所が試作機を公開したが、担当者は「部品が品薄で秋までに必要な台数ができるか分からない」という。

 政府は昨年17都県で実施した収穫期の検査を今年も継続する方針だが、具体案はまだ検討中だ。昨秋は国の検査が終わり福島県が「安全宣言」をした後に暫定規制値超えのコメが見つかっただけに、農水省内には「どこまで細かくサンプルを取れば確実なのか。それが誰にも分からないのが一番の問題」との悩みもある。【町田結子、曽田拓】



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000098-mai-soci
※この記事の著作権は配信元に帰属します。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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プロフィール

原発見守り人

Author:原発見守り人
南相馬市に親戚がいる40既婚男です。
毎年車で遊びに行くので、福島第一も第二もドライブ途中の風景でした。
それが今では日本全体を揺るがす場所になってしまったとは今でも信じられません。
原発情報を発信しながら早く平和な土地に戻ってくれることを切に願っています。
(写真はアクアマリンふくしまのシーサー君)


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